コロナウイルスが生活を脅かす中、福岡市西区下山門に「たちばなクリニック下山門」は開院しました。
本院は大牟田にあり、長きにわたり地域医療に貢献して参りました。
一貫して発熱患者の早期診断治療に心掛け、福岡県全域でコロナウイルスにも負けない医療体制を整えたいとの想いがあります。
循環器疾患を含め総合内科として、幅広く対応し、全てのライフステージで、皆様が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、健康づくりをお手伝いします。
コロナウイルス第7波を乗り越えましたが、来るべく荒波にも微塵も揺るがず、心身共に安らぐ場所となるべく、医療を通じて地域に貢献します。
当院では、信頼性と評価の高いミズホメディー社(鳥栖市)の COVID-19 PCR検査機器を備えており、発熱外来で活用しています。
一方で、抗原定性検査の迅速性には、大きなメリットがあります。各検査を適宜使い分けており、早期診断、早期治療、感染予防に努めます。
この冬はインフルエンザウイルスの流行も危惧されており、ワクチン接種や免疫強化について各自での対策をお願いします。
各自が最善を尽くし、集団免疫の獲得を目指しましょう。
最新の知見を融合した最善の医療に努めます。些細なことでも何なりとご相談下さい。
医療法人橘仁心会 理事長 山下 卓郎
心疾患、循環器疾患が進むと、『心不全』の病態を合併します。
超高齢化の進行により、心不全患者数は激増しており、「心不全パンデミック」と呼ばれています。
急性心不全患者は呼吸困難で発症し、時に救急車で病院に搬送され、多くは適切な治療を受け回復します。
しかしながら、心不全は治癒することはなく、以降は慢性心不全の状態となります。
慢性心不全患者は、入退院を繰り返すうちに、徐々に坂道を下るかのようにADL(日常生活動作)を低下させ、最終的には死に至ることとなります。
「心臓リハビリテーション」は、この急性増悪を防ぐことができます。
当院の理学療法士は、「心臓リハビリテーション指導士」、かつ日本循環器学会認定の「心不全療養指導士」資格を併せ持ちます。
明るく、楽しく、真摯に「心臓リハビリテーション」に取り組んでいます。
皆様の益々の健康寿命延伸をサポートいたします。
‘’Beside You’’ 患者さんの立場に立ち、寄り添い、共に歩んでいく。
私の診療の原点としている言葉です。そして、医療を「提供」するのではなく、「構築」していきたいと思っています。
私はこれまで循環器内科を専門として、心筋梗塞など急性期疾患の診療に携わってきました。昼夜を問わずカテーテル治療を主とした救命救急に没頭する毎日でした。ある日、我が子(当時2歳)がテーブルの角で目の近くの皮膚を切ってしまい、どう対処すべきかわからないということがありました。その時に思いました。循環器内科に限らず、幅広く診るオールラウンドな医師になりたいと。今も子供の当時の傷を見ると苦い思い出が甦ります。それから救急科で研鑽を積み、内科外科問わず、小児から高齢者まで幅広く診療にあたってきました。救急科での経験はとても有意義なものでしたが、同時に救急医療における社会問題の一端を垣間見るきっかけにもなりました。特に感じたのが小児医療と高齢者医療の在り方です。小児の救急搬送は30分以上かけて遠方から来院するケースも多く、小児の救急医療が不足している現状を目の当たりにしました。また、高齢者医療においては施設から救急搬送される症例も多く、ホームドクターの重要性を感じました。ホームドクターとは、健康面に関して何でも相談できる「かかりつけ医」のことです。あらゆる疾患について対応でき、患者さんに寄り添った理想の医療を志します。
救急時には大学病院や専門病院への橋渡し役として迅速に対応致します。
多くの救急疾患に対応してきた経験を基に、このたび下山門に開院することになりました。
冒頭の言葉に戻りますが、これから地域の方々と共に医療を構築していくことを誓います。
COVID-19感染症から患者さんと職員を守るために、当院では十分な対策を実施しております。
マスク着用やアルコール手指消毒を遵守頂きますと、感冒症状のない方は、安心して受診頂けます。
お一人ずつ異なる病状について、誠心誠意をもって丁寧な分かりやすい診療に努めます。
循環器科専門医、総合内科専門医として、エビデンスに基づいた正しい診断と治療、アドバイスに努めます。
救急疾患でも、慢性疾患でも、臨機応変の診断力が強みです。御高齢の方の在宅生活を支える為、リハビリテーション室を備えています。
近隣の専門医との連携を取り、画像検査や入院が必要な場合にも、地域医療ネットワークを活用して対応致します。
何よりも地域の皆様に安心頂く為に、些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
発熱等の感冒症状のある方は、電話でお問い合わせください。
COVID-19感染症の鑑別を早めに行うことが重要です。
令和4年9月7日、厚生労働省から陽性患者の自宅療養期間は、10日から7日と短縮されました。
当院はCOVID-19の蔓延防止に全力で取り組んでおり、抗原定性検査、PCR検査が可能です。
抗原定性検査は数分で判明するため、実臨床に適した有効な診断法です。
PCR検査は僅かなウイルス量を増幅させて検出するため、より鋭敏に診断できます。
COVID-19陽性者は保健所、近隣の入院施設と連携をとりながら、迅速に対応致します。
基礎疾患を持つ方、ワクチン未接種の方は、抗ウイルス薬を服用し、重症化を回避しましょう。
自宅静養、ホテル療養、回復まで適宜サポート致します。