君のためにできること

この時代に必要とされる医療とは何でしょう?
コロナ禍では多くのことを学びました。
感染に怯えたのは患者さんだけではありません。
多くの医療施設がクラスターを恐れるため、発熱者の受診を制限せざるを得ませんでした。

では、患者さんに必要とされる医療を提供するために、どうすればよいのか。
自分にできることを精一杯考えました。国の政策や医師会の判断だけに頼ることはできません。
「たちばなクリニック下山門」には、以下のコンセプトが含まれています。

①待合室の密を避けるため、屋上のスペースである「多目的グラウンド」を設置。
②発熱患者さんの特別隔離室を確保。
③アルコール消毒、高濃度オゾン発生器にて定時殺菌、サーキュレーター換気。
④非接触型体温センサーの設置。発熱者の空間的隔離(ゾーニング)。
⑤院内のPCR検査機器を設置。1時間で判明、積極的早期診断が可能。
⑥これまで受診を控えていた発熱患者さんを含め、早期診断、対応、治療が可能。
⑦医療スタッフ全員のワクチン接種、日々の健康確認。

このようなベースに加え、PPE(個人用防護服)で適切な感染予防対策を行いますので、発熱患者さんであっても安心して診療を受けることができます。
「たちばなクリニック」(大牟田本院)では、内科、小児科、循環器内科の診療科を含め、オールラウンドな医療実績があります。
特にこの一年は、発熱外来、コロナ感染症患者さんへの往診等も経験してきました。
大牟田本院、下山門分院共に、総合内科専門医、循環器科専門医の資格を有する医師が診療にあたります。
小児科専門医の医師の出務は、福岡市のルールで叶わず非常に残念でした。小児を含めたワクチン接種も視野に入れていましたが、断腸の思いで諦めました。
それでも、私たちのクリニックを通して、「たちばなクリニック」スーパーファミリーとして、医療を超えて、世代を超えて、患者さんの期待に応えることを切に願います。